最初のナイトビジョンは、大祖国戦争の初め頃にソ連に登場しました。

その後、彼らはこれらのデバイスの最初のプロトタイプを見て、船舶や航空機のいくつかによって使用されました。

1941年、電気工学オフィスのシングルオールユニオン・インスティテュートは、車両に装備することができる最初の暗視装置を開発するだけでなく、偵察のためのポータブル版装置をも作成しました。

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最初のプロトタイプは、ソ連製トラックのGAZ-AAに装着されました。

運転席には180度の旋回性を高めるのに役立つ二つのループを有する双眼鏡があり、250ワットの強力なヘッドランプは屋根の上にが取り付けられ、人間の目に見えない赤外線のみを通過させるフィルタを通して照射され、光は電気光学変換器双眼鏡で読み取り、画像に変換しました。

電力システムは、車内に搭載されたバッテリーから提供しています。

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視認性は30メートルに限られていたので、運転者は、毎時25キロの速度で暗所を走ることができました。

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偵察のためのポータブルバージョンは、小型で同様のシステムです。

装置のストラップおよびブラケットで体に固定し、その合計重量は10キロを超えません。

それは双眼鏡、と背中に背負ってるバッテリーを設置し、胸には12〜15 Wの自動車用ランプで照射されるスポットライトでした。

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ソ連時代の化学は様々なぶっ飛んだ発明していたけど、今の軍や警察などで使われて、無くてはならない装置のナイトビジョンってそんな昔のソ連で発明されていたんだね。

最初のポータブルタイプも、思ったよりは軽く出来ていて驚いた。

昔のことだから、機械部品ももっとごちゃごちゃ付いてたりして、総重量が30キロ台あるとか思っていたw

大祖国戦争っていうのが解り難いが、第二次世界大戦のうちソビエト連邦がナチス・ドイツおよびその同盟国と戦った1941年6月22日から1945年5月9日までの戦いを指しており、「大祖国戦争」と「第二次世界大戦」とでは指す範囲が異なっているってことで、第二次世界大戦って括りではなくて、ソ連やロシアでは大事な意味があるようだ。