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このバイクは、1972年から1975年にかけて生産された31馬力を出力できる3気筒250ccエンジンを搭載したカワサキ250 S1がベースだと誰が想像できるでしょう…
2003年にイギリスのオートバイ愛好家であるサイモン・ホワイトロックは、信じられないほどのオートバイを作ることにしました。



シリンダーを8個ずつ6列に並べるために、16個のオリジナルエンジンをカットし、全部で6本あるクランクシャフトで繋がれています。

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ジャガーV8エンジンから流用したディストリビューターに、シリンダーはBMWK100から取られた一般的なトランスミッションに接続されています。

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通常のスターターでは始動できないため、スターターの代わりの別のエンジンがシートの下に隠されています。

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サイモン・ホワイトロックはこのプロジェクトに約3年を費やし、このバイクの重量はほぼ1トンあるそうです。

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このバイクには実用的な意味はなく、サイモンの自己満足の喜びと夢の具体化のために作られたそうで、その長さと重さのために、まずそれに乗るのは非現実的です。

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